こんにちは(^^)/りんこです❢
今日はシングルマザーの終活について書いていきたいと思います。
”終活”と聞くとまだまだ若いし関係ないでしょ~と思われる方もいるかもしれません。
しかしコロナや事故など人間はいつ死ぬかなんて誰にもわかりません。
私の父も70代だったとはいえ、とても元気だったのに突然死での逝去でした…
私自身、生きていく中で身内や友人・知り合いの死に向き合うことが何度かあり、そのたびに命の儚さを痛感させられ、
おととしの父の突然死で残された家族の立場になり、困ったことや色々考えさせられることがあったのでそこから”終活”について考えるようになり準備し始めました。
この記事では、自分に何かあった時の対処法・残された家族が困らないように出来る事・大切な人に残せるものを書いていきます。
シングルの方だけでなく、大切な家族がいる方にぜひ読んでいただきたい記事です。
- 大切な人がいる
- 緊急時に子供ができる対処法を知りたい
- 終活について知りたい
- 残された家族が困ったことを知りたい
- 子供の為に何が残せるか知りたい
シングルマザーの終活『緊急メモを用意する』
シングルの家庭は母親or父親と子供だけで暮らしている方も多いと思います。
子供が大きいといいのですが、まだ小さい場合は親が倒れてしまった時に対処法を知らないとどうしていいかわかりません。
私は子供と二人暮らしでまだ小学生なので、私が倒れてしまってもパニックになって救急車に電話したり自分で考えて動くことはできないと思います。
なので何かあった時のために『緊急メモ』を用意していつでも見れる場所に貼っています。
【緊急メモの内容】
- ママが倒れたらお隣のおばあちゃん(いつも良くしてくれている隣人さん)を呼んで救急車を呼んでもらう。
- おばあちゃんがいなければママの携帯を使って救急車を呼ぶ。
(ひらがなで読みやすく操作方法を記載する) - 名前・住所・電話番号もひらがなでわかりやすく書く。
- 緊急連絡先(親や兄弟)も記載。
- 自分の名前・生年月日・血液型も記載。
- 落ち着いてゆっくり話そう‼と子供に向けたメッセージも。
これを子供に見せて説明して、ここに貼ってあるからね。と伝えています。
はじめて見せたときは子供が号泣してしまい胸が苦しくなりましたが、何も伝えていないのと伝えているのとでは緊急時の対応は変わってくるはずなので準備しておいたほうが良いと思います。
まだ子供が小さすぎて文字も読めないような月齢の方は、近所の人にあらかじめいつもと違う状況(子供が一日中ずっと泣いている、子供がドアをたたいているなど)があったら訪問してくださいと伝えておくといいかもしれません。
シングルマザーの終活『エンディングノート』
突然の死は誰に連絡したらいいのか、お葬式の手配や音楽・写真、保険や通帳管理など悲しむ余裕もないほど残された家族は様々な対応に追われ混乱します。
その経験から”エンディングノート”の重要性を感じました。
エンディングノートとは自分の死に備えて自身の希望や情報・メッセージを書き留めるものです。専用のものでなく普通のノートでもかまいません。
エンディングノートの存在や場所を親族に伝えておくとスムーズでしょう。
【残された家族の為に用意したい項目】
- 連絡してほしい人の名簿(名前・電話番号)
- 自分の基本情報(生年月日・血液型・電話番号・職場の電話番号)
- スマホ・LINEのロック番号とLINEで伝えてほしい人の名前
- 子供を誰に託すか(事前に相談しておく)
- 生命保険の証券の場所や重要書類の場所
- 銀行口座の暗証番号
- 投資(株・FX・暗号資産)などのID・パスワード
- 遺産(保険金)の使い道
- お葬式の希望(家族葬か一般的な葬儀か)
- 大切な人へのメッセージ
- 棺に入れたいもの
- 葬儀に使う写真、音楽に希望があれば記載
私の父親の突然死の際に一番困ったのは誰に連絡したらいいのか?でした。
携帯の連絡先にはたくさんの名簿があり、交友関係を知らないのでどこまで連絡したらいいのか悩みました。
なので連絡してほしいリスト(名前・電話番号・LINEの名前など)を書いておきましょう。
私は元旦那には絶対知らせてほしくないのでそれも記載しています。
重要書類やエンディングノートはできればまとめて置いておき、親族に伝えておきましょう。(暗証番号が記載されていたり重要な書類がはいってるので金庫などがあればそこに)
♦エンディングノート、私は☟を利用しています。
こちらは介護・医療についてや葬儀・お墓・相続についてなどかなり細かい項目に分かれているのでおすすめです。
重要な点を抑えていれば普通のノートでも大丈夫だと思います。
シングルマザーの終活『生命保険』
自分に何かあった時に子供に残せるもののひとつとして『保険金』があります。
私の加入している保険は
- 私が死亡・高度障害になった時、子供が成人するまで毎月13万円ずつ支払われる保険
- 私が死亡・高度障害になった時、保険金として200万円を受け取れる保険
- 学資保険(20歳で約200万円)
- 府民共済での医療保険(死亡時400万円の保険金)
となり、
・成人するまで毎月13万円
・死亡保険計600万円
・学資保険(積み立てている金額)
が子供に残せるお金となります。
子供が成人するまでに自分に何かあった場合、親族に子供の面倒を見てもらう方が多いと思います。そうなった場合いくら親しくても金銭的に大きな負担になってしまうと親族・子供ともにしんどくなってしまうかもしれません。
そういった事がないように子供が成人するまで毎月かかるお金と、まとまった資金(葬儀代・学費・子供が成人後の貯金)が出るように保険に加入しています。
私の場合妹の子供と同い年で仲がいいのでもしもの場合は妹にお願いするように伝えてあります。まとまった保険金は妹に管理してもらい、毎月の13万円を生活費やその他諸々にあててもらうつもりです。
もしものことがないのが一番ですが、なにかあってからでは遅いのでこういったお金の準備も必要な事だと思います。
シングルマザーの終活『子供を託す際に伝えたいこと』
子供を任せるというのはとても重要で大変なことです。
突然の事態にも困らないように日頃からよく話し合っておきましょう。
子供を託す先が決まったら、どんな風に接してほしいかなど子供の性格を伝えるようにしておきましょう。
習慣・癖・好きなもの・嫌いなものなどをノートに記載しておくと分かりやすいですね。
新しい環境で過ごす子供は不安で自分の意見を発することができない子が多いと思うので子供の普段の環境を伝えることでお互いのストレスを減らす事ができます。
- 子供の性格
できるだけ詳しく書くと養育者もその子に合わせた対応がしやすい
(例)こういう時は癇癪を起こしやすい。その時の対処法など。
自分から話すのが苦手な性格なので積極的に話しかけて欲しい等 - 好きなもの
- 嫌いなもの
- 子供にしてあげてほしいこと
(例)寝る前にハグしてあげてほしい等 - 子供が好きな休日の過ごし方
- アレルギーの有無
- 病気の記録など(母子手帳やおくすり手帳)
何時に〇〇してほしいなどの細かいお願いは養育者の負担になってしまうので無理のない範囲のお願いにしましょう。
シングルマザーの終活『大切な人にのこせるもの』
もしも突然の別れが来たら、残された人たちは深い悲しみと後悔にさいなまれポッカリ穴があいたようになってしまいます。
もっと話していればよかった。もっと会っていればよかった。。。
たくさんの悲しみに包まれるでしょう。
そんな時、亡くなった人からの手紙があれば悲しみを癒す力になるかもしれません。
大切な子供へたくさんの手紙を書いて、たくさん励まして、勇気づけてあげる。
成人するまで誕生日分の手紙を書くのもいいでしょう。
大切な親族・大切な友人宛にも感謝の手紙を書いてもしもの時に備えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もしも子供が小さいうちに自分に何かあったら…
想像するだけで涙がでてきてしまいます。
もちろんそうならないように日々健康や日常生活に気を付けていきますが何が起きるかわからないので、最悪の事態にも備えておきましょう。
まぁ子供の晴れ姿を見るまではゾンビになってでも生きていたいですけどね笑
様々な死に直面すると、この当たり前に感じている日常は当たり前ではないと気付かされます。
子供や家族・友人との楽しい日々に感謝して笑顔で過ごしていきたいですね❢